日雇い派遣が底辺と言われる6つの理由と経験しておくことの4つのメリット

日雇い派遣が底辺と言われる6つの理由と経験しておくことの4つのメリット お金・副業・キャリア
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『日雇い派遣』と聞いて、あなたはどんなイメージを思い浮かべるでしょうか?

おそらく大半の人は、良いイメージは持っていないはすです。

ネット上では日雇い派遣が「底辺の仕事」として扱われていますが、なぜ底辺とされているのか。

本記事ではその理由と、日雇い派遣を経験するメリットについて、詳しく解説していきます。

僕はこれまでに多数の日雇い派遣を経験してきたので、ぜひ参考にしてください。

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日雇い派遣で働くのはやめておいた方がいい?

日雇い派遣が底辺と言われる6つの理由と経験しておくことの4つのメリット

僕が経験した上での結論から言うと、日雇い派遣はやらなくて済むなら働かない方がいいです。

経験することによるメリットもありますが、労働環境は劣悪ですし、良い思いをすることはまずありません。

令和の現代に逆行するような悪しき面が多々あり、底辺と言われても仕方がない環境です。

しかしスキルを全く必要としませんし、最短1日という期間で働けるなど、手軽にお金を稼げるのも事実です。

短期間という点からどんな嫌な現場でも何とか乗り切れるので、ものは試しということも兼ねてやってみるのは大いにアリです。

日雇い派遣が底辺と言われる理由

日雇い派遣が底辺と言われる6つの理由と経験しておくことの4つのメリット

日雇い派遣が底辺と言われる理由は、実際に日雇い派遣で働いた経験があれば、よく理解できると思います。

その具体的な理由について触れていきます。

時給が低い

日雇い派遣の時給は、基本的に1,000〜1,300円ほどです。

高い・低いの価値観は人によって異なりますが、客観的に見て決して高くはありません。

さらに日雇い派遣での仕事内容や労働環境などを鑑みると、低いというのが正直なところです。

また、昇給することはないので、真面目に続けてもそれに応じた見返りは得られません。

労働力を安く搾取されていると感じる場面が、たびたび訪れます。

交流がなく活気がない

日雇い派遣には数多くの人が集まります。

しかしその中で、誰かと交流することはほぼありません。

仕事中に必要事項を最低限話す程度です。

基本的にその場だけの付き合いとなるので、交流を持っても意味がないからです。

人脈なんて形成されませんし、名前も知らない他人と同じ仕事を黙々とする不気味な空間です。

なので活気はなく、どんよりとした雰囲気が漂っています。

指揮命令者がハラスメント気質

日雇い派遣では、その現場を仕切る指揮命令者が、ハラスメント気質を持っていることが多いです。

パワハラ、セクハラは当たり前にあって、それを咎める人もいません。

当初は1か月間同じ現場に入る予定だった人が、そのせいで1日でいなくなるのも珍しくありませんでした。

どんな人が指揮命令を執っているかは、現場に行かないと分からないので運任せというのも恐ろしい点です。

名前で呼ばれることがない

日雇い派遣では、自分の名前を呼ばれることがありません。

「そこの人」とか「お兄さん/お姉さん」などと呼ばれます。

ただでさえ人数が多いですし、その場だけの付き合いの人ばかりなので、名前を覚えるだけ無駄ということでしょう。

しかしそんな扱いを受けていると、精神的にくるものがあります。

まるで自分が自分として認識されてないような感覚になるのです。

交通費が出ない

日雇い派遣は、現場に行くまでの交通費が出ないことが珍しくありません。

自宅から遠い分、交通費がかさんで稼いだお金が無駄になります。

そのため現場の場所をよく考えないと、自分がバカを見ることになります。

交通費は出さなくても法的に問題はないものですが、いかに労働者の足元を見られているかが分かりますね。

スキルが身につかない

日雇い派遣の仕事は、五体満足で健康でさえあれば、誰でもできるものばかりです。

働くにあたり特別なスキルが必要ないのはメリットですが、その反面新しいスキルが身につくこともないのがデメリットです。

日銭を稼ぐだけとなり、キャリア形成ができないため、長く続けることはおすすめできません。

日雇い派遣から抜け出せない人は、まさにこの負のスパイラルに陥っています。

日雇い派遣のメリット

日雇い派遣が底辺と言われる6つの理由と経験しておくことの4つのメリット

やらなくて済むならそれでいい日雇い派遣ですが、経験することでいくつかのメリットもあります。

仕事に対する考え方が変わる

日雇い派遣で働くと、仕事に対して良い意味で不真面目になれます。

真面目にやっても給料は変わらず、逆にバカを見ることが多いからです。

これは悪いことではなく、肩の力を抜いて仕事ができるようになるということです。

仕事に対して完璧主義な人や、周囲に気を遣いすぎて苦しくなる人は、日雇い派遣で働いてみると良いかもしれません。

「こんなもんでいいんだな」と、考え方が変わるキッカケになるかもしれないからです。

反面教師となるモデルをたくさん見れる

日雇い派遣で働く人達のほとんどは、社会的弱者と呼ばれる存在です。

発達障害やギャンブル依存症といった、何かしらの問題を抱えていることも珍しくありません。

そして誤解を恐れず言うと、人間性に問題のある人も多いです。

そんな中で働いていると、「自分はこうならないように気を付けよう」と思う反面教師のモデルとなる人にたくさん出会います。

今後の人生における大切な学びができるので、これも良い経験と言えるでしょう。

話のネタにできる

日雇い派遣の中で起きる出来事は、どれもが話のネタになります。

普通であれば考えられないようなことがたくさん起きるので、良くも悪くも驚きの連続です。

僕自身、その経験をもとにこうして記事を書いていますし、どこかで役立つことがあります。

仕事の繋ぎとして便利

仕事を辞めてから次の転職先で働き始めるまでの期間が、ある程度あくことがあります。

失業手当などがもらえるのであればいいですが、そうでない場合はその間無収入ということになります。

自分の懐事情によっては、それでは困ることもあるでしょう。

そんな時に日雇い派遣は役立ちます。

最短1日で働けるので、繋ぎとして非常に便利です。

僕自身もそうやって利用していたことがあるので、お金にあまり余裕がない人にはおすすめです。

日雇い派遣は『最終手段』と捉えておく

日雇い派遣が底辺と言われる6つの理由と経験しておくことの4つのメリット

繰り返しますが、日雇い派遣はやらなくて済むなら、働かない方がいいです。

お金が必要な時の最終手段として捉えておくくらいが、ちょうどよい仕事です。

積極的に利用するようなものではありません。

僕自身もそうですし、同じく日雇い派遣で働いた経験のある人のほとんどが同意見でした。

「日雇い派遣は底辺」と言われることに賛否はありますが、そう言われても仕方ない部分が多くあるのは事実です。

もし日雇い派遣で働くことを検討している人がいるなら、これを踏まえた上でどうするか決めるべきでしょう。

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