【元インストラクターが教える】インストラクターに向いている人の5つの特徴

【元インストラクターが教える】インストラクターに向いている人の5つの特徴 お金・副業・キャリア
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インストラクターはフィットネスジムで会員の安全を守るために監視したり、レッスンを担当して会員の運動をサポートするのが仕事です。

自分も身体を動かして汗をかきながら教える場面が多く、その他の面も鑑みるとやや特殊性のある仕事だと思います。

僕はインストラクターとして2年ほど働いていた過去があり、この時にすぐ辞めていく人も長く続けている人も、それなりに見てきました。

本記事ではその経験をもとに、インストラクターに向いている人の特徴を解説します。

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向いている人の特徴

【元インストラクターが教える】インストラクターに向いている人の5つの特徴

インストラクターといっても様々なタイプがいて、自分の個性を活かしながら働いています。

ただ、その中で向いているなと思うのは、以下の特徴を持っている人です。

運動やスポーツが好きな人

当たり前ですが、インストラクターは会員に運動を教えるのがメインの仕事です。

となれば会員より運動に関する知識や経験は必要ですが、それだけではダメです。

運動が好き、つまり身体を動かす楽しさを知っており、それを他人に伝えられることが求められます。

世の中には運動が嫌いな人が想像以上にたくさんいます。

ダイエットや健康のためにやるけど、やらなくていいならそれに越したことはない…と考えている人は本当に多いんですね。

そんな人達を相手に、インストラクターは運動の楽しさを教えて、ジムにお金を落としてもらわなければなりません。

なので自分が運動を好きでないと、それを教えるのは難しく苦しくなってしまうでしょう。

運動初心者の人に忍耐強く接することができる人

ジムに来るのはこれまで運動をほとんどしたことのない人ばかりです。

こちらが常識と思っていた知識は持ち合わせていませんし、素っ頓狂なことも普通に言ってきます。

そして何より厄介なのが、『努力はしたくないけど結果は出したい』という思考を持っている人。

ダイエットにしても何にしても、苦労せず結果を出すことは不可能です。

ただ、テレビなどのマスメディアで特集が組まれると、良い場面ばかり映すのでこれで誤解する人も多く、無茶なワガママを言われるケースも。

そのような運動初心者にイライラせず、丁寧に接することができないと、ストレスがかかってしまいます。

体力に自信がある人

インストラクターはとにかく体力勝負です。

それは身体を動かすからというだけでなく、集客の戦略を練ったり事務処理をしたり、会員の世間話に付き合ったりと、とにかくやることが多いからです。

加えて、もし他のインストラクターが体調不良などで休んでしまった場合、代理でレッスンを担当するといったことも。

健康になるための場所であるジムですが、そこで働くインストラクターは、実は健康的な毎日を送れていない…なんて珍しくありません。

そのため、体力がないと心身のバランスをたちまち崩して、辞めることになります。

清潔感と爽やかさがある人

インストラクターにとって、清潔感と爽やかさは欠かせません。

これがないと会員は近寄りたくありませんし、インストラクターとしてのイメージもマイナスになります。

なので採用試験でまず落とされますし、仮に採用されても会員の人気は出ません。

インストラクターは人気商売で、担当するレッスンにどのくらい集客できたかは、シビアに見られています。

これが自分の評価基準の1つになるので、給料などの待遇にも関わってきます。

清潔感と爽やかさを手に入れ保つために、しっかり日々のケアをする必要があります。

冷静さといい加減さを持ち合わせている人

インストラクターには、非常事態に冷静に対処できることが求められます。

というのも、会員には若い人だけでなく年配の人がたくさんいて、彼等が運動している時は何が起こるか分からないからです。

僕がインストラクター時代に経験したのは、

・高重量のものを持ち上げ失敗して骨折
・ランニングマシンを逆走する

などです。

特に運動初心者かつ年配の人は、こちらの予測を遥かに超えることをやらかすため、何があっても慌てずにいられるメンタルが必要です。

また、同時に必要となるのがいい加減さ。

会員の中には入会後3か月も経つと、ほとんど来なくなる人がたくさんいます。

運動を継続するのは大変なことで、習慣づく前に辞めてしまうのです。

熱心に教えても無理な人は無理なので、「自分が何かいけなかったのかな…」などと考えていてはキリがありません。

真面目になりすぎず、自分の好きな運動を仕事に活かせるならラッキーくらいに捉えておくくらいでちょうど良いと思います。

インストラクターの実情

【元インストラクターが教える】インストラクターに向いている人の5つの特徴

インストラクターは内部も外部も面倒なことが多いです。

詳しくは以下の記事で取り上げていますが、体的に年齢が若いからこそ愛憎劇はお盛んですし、会員はクセがある(悪く言うと面倒な)人も多くてゲンナリします。

ジム内でタダでトレーニングできたり、サプリなどを特別割引で買えたりしますが、給料も目立って高くはありません。

集客のために営業的なことをすることもあり、残業もあるので決してラクな仕事とは言えないでしょう。

だから単純に運動が好きで得意と言うだけでは、続けるのは難しいかもしれません。

インストラクターはぶっちゃけおすすめ?

【元インストラクターが教える】インストラクターに向いている人の5つの特徴

ここまでインストラクターについて、どちらかというとマイナスなことばかりお話してきました。

ただ、重要なのは「ぶっちゃけたところ、インストラクターは仕事としておすすめなの?」という点だと思います。

ここからはあくまで個人的な意見ですが、ワークライフバランスを重視したい人は、やめておいた方がいいです。

給料の割には休みが取りにくいですし残業もあって、定期的にあるキャンペーンやイベントで労働量が多くなります。

加えて芸能人のような振る舞いを求められて、休日も会員に遭遇したり見かけられたりして、あらぬ噂を立てられる可能性もあり100%は気が抜けません。

上記の関連記事、『スポーツインストラクターの実情と大変なこと』の最後でお話しているように楽しいこともたくさんありますが、プライベートを削らざるを得ない場面も出てくるので、自分の生活を充実させたいことが最優先な場合は、他の仕事でそれを目指した方が確実だと思います。

誤解しないでほしいのは、僕自身はインストラクターの仕事をしたことに後悔していませんし、仕事自体は好きでした。

なので1度やってみたいと考えている人は、ある程度の覚悟を持っていれば、やる価値は十分あるでしょう。

いずれにしても、自分がやりたいことをしてみるのが1番です。本記事がその判断の一助になっのであれば嬉しい限りです。

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