必死に就活した末に、内定を勝ち取って入った会社。
毎日真面目に頑張って働くも、満員電車のストレスに、上司の嫌がらせやセクハラで、日々身も心も消耗している・・・
この記事をお読みいただいているあなたも、そんな1人ではないでしょうか?
本来仕事は自分をより良くするためにあるはずなのに、ただただ辛いだけなのは明らかにおかしい状態です。
そんな日々を過ごすあなたに、この記事が少しでも役に立てれば幸いです。
今すぐ逃げていい
まず結論から入ると、今とても辛くてしんどくて、毎日泣くのを堪えているのなら、そんな仕事からは今すぐ逃げていいです。
仕事はあなたの人生のほんの一部でしかなく、辞めてしまえば何の関係もなくなるものです。
そんなものに振り回されているのは、大切なあなたの人生を侵食されているのと同じ。
逃げることは、自分の身を守る上でとても有効な行動であり、支持こそあれど批判されるものではありません。
どんな強い動物(クマやライオンなど)だって、危険だと感じれば即座に逃げるのですから、人間が逃げるのは何らおかしくないこと。
むしろ、『逃げる』という選択肢を取れる人は、自分の身を守る能力に優れているのです。
仕事より優先すべきことはたくさんある
「仕事なんだからちゃんとやれ!」と言う人が、世の中にはたくさんいます。
確かにお金をもらう以上、プロとして最低限のパフォーマンスを発揮し、成果を出すことは必要です。
しかし、この言葉の危険なところは、「仕事のためには自分を犠牲にするのが当たり前」という思想が含まれていること。
昔は『仕事人間』や『モーレツ社員』として、仕事一筋で朝から晩まで働き、プライベートなんて二の次・・・が当たり前な時代でした。
その風潮を、令和の現代にも持ち込んでいる会社が、実はたくさんあるのです。
ハッキリ申し上げますが、そんなもん知るかクソ!の一言で終わらせてOKです。
今や時代は、そんなことを求めていません。
仕事より優先するものが、世の中にはたくさんあるのです。
それに気付けていない連中が周りにいるのなら、そんな輩は無視しましょう。
自分の人生の決定権は自分にある
親や上司といった、あなたより立場が上にある人は、何かとあなたの人生に干渉しようとしてくるかもしれません。
でも、どんな選択をしようとも、実際にその人生を歩むのは、他ならぬあなた自身です。
何があっても最終的な責任はあなたに降りかかりますし、成功も失敗も請け負うのはあなたです。
そこに善意や優しさが有る無し関係なく、人生への干渉は。人間としての尊厳への干渉と捉えることもできます。
あなたの人生のトップにいるのはあなたなのですから、そんな干渉に影響を受ける必要はありません。
決定するのは全てあなたであり、結末もあなたが見届けるものになります。
他人に決定権を譲り渡さず、常に自分で持ち続けましょう。
今すぐ見直すべき働き方
消耗する日々を過ごしている方は、真面目で責任感が強く、頼み事を断れない性格の場合が多いもの。
そのため、以下の5つを見直すだけで、消耗を最小限に抑えることができます。
無意味な残業はしなくていい
日本社会では、未だに残業が当たり前に行われています。
もちろん仕事が終わらないという場合は、仕方ない こともあるかもしれません。
しかし、本当はしなくていいのに、職場の雰囲気的に定時で帰りづらい・・・という場合は問題です。
人によっては残業代を稼ぎたいがために、あえてやっていることもありますが、そうでなければさっさと帰宅していいのです。
そもそも残業は、しないことが正しいもの。
何も生み出さない残業は、あなたの貴重な時間を搾取されているのと同じです。
自分の仕事tが終わっているのであれば、帰って自分の時間を謳歌しましょう。
何でも引き受けなくていい
「仕事が全然終わらない・・・」というあなたは、もしかして他の人の仕事まで引き受けていませんか。
会社にいると、仕事の手伝いをしてもらったりしたりということは多々あります。
しかし、中には仕事を頼むばかりで自分は何もしない人、反対に引き受けてばかりいる人も存在します。
真面目で責任感の強い方は、圧倒的に後者のパターンが多く、そのせいで残業をしているケースも。
勘違いしがちですが、会社の仕事は各々が任されている分は責任を持って取り組む必要があるものの、それ以外についてはやらなければならない義務などありません。
したがって、命令でない限り、頼まれ仕事は『頼まれる側の善意』の上で成り立っていることであり、断っても何ら問題のない仕事です。
「断ると気まずくなる・・・」といった心配はあるかもしれませんが、だからといってあなたが無理して受けるべき理由はないのです。
最初は勇気が必要ですが、無理な時は無理とキッパリ断りましょう。
自分よりサボっている人はたくさんいる
これは断言してもいいのですが、会社の中で100%真面目に仕事をしている人など、1人もいません。
みんなバレないように気付かれないように、必ずどこかで手を抜きサボっています。
消耗している方は、真面目であるが故に「サボってはダメだ」とサボることに罪悪感を抱きがち。
しかし、あなたよりも遥かにサボっている人は、あなたの会社内にたくさんいます。
会社の仕事を全て真面目にやっていたら、身も心ももたないので、サボれるところはどんどんサボりましょう。
あなたのサボりは、他の人のサボりよりずっと真面目なはずです。
バカの相手はしなくていい
上司・同僚・部下・取引先・顧客・・・
多くの人間がいる中で、必ず一定数は『バカ』が存在します。
『バカ』の種類は多岐に渡りますが、いずれもあなたを激しく消耗させているはず。
まず言えることは、そんなバカの相手は、まともにしなくてOKです。
言動も行動も、こちらの常識を平気で飛び越えてきますが、動揺せず粛々と対応しましょう。
いちいち真面目に反応すると図に乗りますし、反応しないと理不尽な怒りを買うだけです。
今後のあなたの人生に1ミリも関係ない人間なので、仕事に支障のない程度に適当に相手しておきましょう。
今の会社は所詮たくさんある中の1つ
仕事が辛くて辞めたいけれど、「辞めても次に行ける場所がない・・・」と、そのまま我慢して頑張ろうとする人はたくさんいます。
でも、世の中に会社は腐るほどあって、他に行ける会社はたくさんあります。
むしろ、今の会社での経験を活かし、より良い環境へ移動することは十分可能です。
現に、20代はもちろん30代でも40代でも、転職してキャリアアップしている人は世の中にたくさんいます。
もしかすると先輩や上司の中には、「ここでダメなら、どこに行ってもダメだ」などと言ってくる人がいるかもしれません。
そういう人ほど、転職して新しい環境で働けるほどのスキルがない、需要のない人材だったりするので、真に受ける必要はありません。
「ここを辞めても次を探せばいい」という気持ちでいれば、怖いものはなくなります。
毅然とした態度で、仕事に臨みましょう。
消耗しない働き方をするために必要なこと
ここまでは、仕事で『消耗を最小限に抑える働き方』を解説しましたが、ここからは『消耗しない働き方をするための行動』を解説します。
この2つの違いは、前者が対症療法であるのに対し、後者は根本治療と捉えてもらえればOKです。
今後、充実した人生を送るためにも、しっかりおさえておいてほしいと思います。
キャリア設計を行う
仕事においても、人生においても、自分がこれからどうなりたくてどんな方向に進むのかは、とても重要です。
これが定まっていると、頑張るべきところと頑張らなくていいところが明確になり、良い意味で効率的な働き方が可能となります。
それは消耗しない働き方をする上でも、非常に役に立つもの。
キャリア設計をするにはいくつかのステップが存在しますが、1人で進めていくのはなかなか難しいです。
そこでおすすめなのが、キャリア支援サービスを受けること。
『キャリフリ』では、転職・副業・独立(フリーランス)の3つを、オーダーメイドでキャリア構築できるサービスを展開しています。
的確かつ効果的にキャリア設計をするために、利用してみると良いでしょう。
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プライベートを優先する思考を持つ
『ワークライフバランス』が掲げられるようになって久しいですが、現実には未だ『ワーク>>>ライフ』という状態になっているケースは多々あります。
特にこの記事をお読みいただいているあなたは、真面目で責任感が強いがゆえに、ついついプライベートを犠牲にしがちではないでしょうか。
しかし、これから先消耗しないためには、仕事よりプライベートを優先する思考が大切です。
「それは社会人としてどうなの?」と思うかもしれませんが、今の時代はそれくらいの思考でいるのが丁度良いのです。
先程お話したように、日本社会は残業の文化を当たり前に持っており、残業を美化すらしている会社も数多く存在します。
そんな中では、プライベートを優先する確固たる意思がないと、見えない圧力に打ち克つことはできません。
ハッキリと『イエスorノー』を突きつける
日本人は、何事も白黒ハッキリさせず、曖昧に濁してしまうクセを持っている人が少なくありません。
特に優しい方ほど、誰かを傷つけるかも・・・と様々なことが頭を巡って、曖昧にしがちです。
しかし、その姿勢は他人を良いように使おうとする人間にとって、絶好のカモ。
ハッキリ言われないことを良いことに、グイグイと自分の要求を突き付けてきます。
ここで遠回しに断ろうとしても、そのタイプの人間はお構いなしに攻め立ててくるので、そのまま押し通されてしまうことも。
そうした消耗をしないためには、こちらも明確な意思表示をして、相手をブロックすることが必要です。
これができるようになると、あなたを狙おうとする変な虫も、非常に近寄りづらくなり強力な自衛手段が備わります。
周囲の評価は気にしない
自分が評価する自分と、周囲が評価する自分は、得てして違うものです。
それ自体に問題はありませんが、良くないのは周囲の評価する自分を維持しようと努力をすること。
自然体でなく努力しなければならない自分は、消耗し続けいつか必ず限界を迎えます。
また、周囲は自分達の都合の良いことしか考えないので、こちらの消耗には気付かずどんどんハードルを勝手に上げていきます。
そして少しでも評価にそぐわないことをすると、手のひらを返してくるのがオチです。
このような状態に陥らないために、肩肘張らずに等身大でありのままを貫きましょう。
大切なことは周囲の評価ではなく、どんな状況でも自分が自分らしくいれることです。
自分を貫く
消耗しないために最も重要なことと言えます。
「仕事だから我慢が必要」とか「仕事だから辛くて当たり前」など、誰が決めたのでしょうか。
たとえ何があろうと、自分がしたいようにすることに、何も問題はありません。
もちろん何でもしていいというわけではありませんが、自分を主観的に見ても客観的に見ても正しいと思うことは、最後まで貫くべきです。
自らが責任を持った覚悟ある言動・行動は、ずっしりと重みのあるものになります。
それは必ず他人にも伝わりますし、味方になってくれる人も現れるので、臆することなく出していきましょう。
人生の主役は常に自分であれ
自分の人生は自分のものであり、主役は自分以外にありません。
にも関わらず、世の中には何かと他人の人生に横槍を入れ、尊厳を踏みにじってくるものが無数にいます。
そうしていつの間にか、人生の主役を降りてしまい誰かの言いなりになってしまう方もいるのは事実です。
しかし、自分が生きている限り、主役の座は誰のためでもなく、他ならぬ自分のための座です。
世間も他人も変えることはできませんが、自分自身はいくらでも変えられます。
常に人生の主役として、後悔のない日々を過ごせるよう心掛けてください。
まとめ
この記事でおさえてほしいことをおさらいします。
これまでどれだけ辛くても、必死に耐えて頑張ってきた方は、もう十分です。
これからは、消耗することなく、自分に正直に過ごせるようになるために頑張りましょう。
理不尽に溢れている世の中ですが、自分の行動次第でそんな負の場所から脱出することは可能です。
「そんなの無理でしょ」と思うでしょうが、現実にそんな働き方を実現し、充実した生活を送っている人はたくさんいます。
全ては1歩を踏み出すところからです。消耗する日々から消耗しない日々へ。変えられるのは自分自身です。
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