本業はそこそこで副業を頑張るべき理由

お金・副業・キャリア
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副業をしていると、このように言う人がいます。

「いや、副業なんてする前に本業頑張れよ。」

確かに本業だってお金をもらって働く以上は、頑張らないのはおかしい話です。

しかし、それを踏まえた上で僕が言いたいのは、「本業はそこそこでいいから、副業こそ頑張ろう。」ということ。

この記事では、その理由と詳細について説明したいと思います。

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仕事は『見せ方』が9割

まず誤解のないように言っておきたいのは、決して本業をサボったり手を抜いたりするわけではないということです。

自分がやるべきことはしっかりやる。これは社会人として最低限の責任でしょう。

だからそれをこなすためにもちゃんと頑張るという前提は変わりません。

ただし、ここでの『頑張る』は、正確には以下の表現です。

・真面目に頑張る❌
・真面目に見えるように頑張る⭕

会社からの評価というのは、残念ながらただ真面目に頑張っているだけでは高くなりません。

真面目に頑張っていることが見えた時に、初めて評価されるのです。

つまり、周囲への『見せ方』こそが大切です。

僕が以前勤めていた会社には、この見せ方がとても上手な管理職をしている先輩(以下Aさん)がいました。

Aさんは仕事は早かったのですが、管理職にも関わらず部下の指導をほとんどせず、放置していることがほとんど。

それなのに、なぜか上層部からの評価はとても高かったのです。

「なぜなんだろう…?」と疑問に思っていたのですが、後々分かったのは上層部への報告をこまめにしていたり、時折重役が見回りに来ると、その時だけ部下のフォローをしていたのです。

現場を普段から見ていない上層部からすれば、「あいつはちゃんと仕事しているな」と見えていたのですね。

それからしばらくしてAさんは、上層部がいない時に起こした問題を揉み消そうとしたのがバレて大問題になり会社を辞めましたが、それがなければ『仕事のできるヤツ』として評価が高かったでしょう。

結局のところ、会社では見せ方さえ上手ければどうとでもやっていけるのです。

頑張っても見返りは少ない

「真面目に頑張ってれば良いことはある」と、アドバイスしてくる人がいます。

確かにそうすることで得られるものもあるでしょう。

でも、果たしてその頑張りに比例して、自分への見返りはちゃんとあるでしょうか?

…残念ながら答えは『No』です。

僕自身、以前は地道に真面目に仕事する社員だったので分かるのですが、どれだけやっても給料は大幅には上がりませんし、役職が上がると業務量と責任が増えて、むしろより大変になりました。

仕事が早く終われば他の社員を手伝わなければならず、苦戦しながらも何とか1人で仕事を進めていると「仕事ができるね」と言われて、さらに仕事を増やされたり…

頑張り方を間違えると、このように自分で自分の首を絞める羽目になってしまいます。

頑張っても報われないどころか、より苦しい思いをすることになるかもしれないのてす。

副業は頑張った分だけ可能性が増す

副業が本業である会社の仕事と異なる点は、ジャンルにもよりますが稼げる金額に上限がないことです。

また、やればやった分だけ稼げる可能性が高まりますし、やらなければ稼げる可能性が低くなるという、シンプルな構造でもあります。

だから自分が頑張らなければ何も始まりませんし、モチベーションも上がります。

そのためには副業を行う時間をしっかり確保し、地道に真面目に取り組んでいくことが必要なのです。

本業と副業の稼げる額の幅がそこまで違うのであれば、どちらに本気を注ぐべきかは明白ですよね。

『今の仕事』より『未来の生き方』

大前提として、現在大事となるのは本業です。

これで得られるお金がなければ、生活を維持することはできません。

しかし今の時代、これがいつまでも続く保証はありません。

会社の倒産・リストラ・その他諸々の原因で、ある日いきなり職を失う可能性は十分あります。

そんな時に収入源を別に作っておけば、受けるダメージは少なくて済むのです。

もちろん本業で昇給と昇進を繰り返し突き進めば、それはそれで十分成功と言えるでしょう。

ただ僕のようにそこに魅力を感じられないのであれば、副業で成功をあげることが最善策です。

損しないように上手に生きるべし

仕事1つとってもそうですが、残念ながらこの世の中は、ただ真面目にやっていれば報われるようにはできていません。

また、全てに100%の力を出そうとするのは素晴らしいことですが、それをやっていては壊れてしまいます。

上手く立ち回りつつ適度にサボり、緩急をつけて生きていた方がストレスも少なく、楽しく過ごせます。

本業も副業も仕事であることには変わりませんが、注力の配分を考えて効率良くやっていきましょう。

自分がしなくていい損をしてバカを見ないように、熱くなりすぎず力を抜けるのがベストです。

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