『強いボクサー』とは何か

ボクシングプロライセンス取得までの道
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皆さんは『強いボクサーとは何か?』と質問されたら、何と答えますか??

日本王者や世界王者のボクサーを名指しで言う人もいれば、「諦めない根性を持つボクサー」などと強さの定義に触れる人もいるでしょう。

しかし、普段あまり深く考えたことがない人が大半ではないでしょうか。

僕がこれを考えるようになったのは、ボクシングのプロライセンス取得に向けて練習するようになってからです。

趣味で楽しくやっていた時とは違い、強さを追い求める必要が出てきて、そこでこの疑問が思い浮かびました。

そこで今回は、『強いボクサー』とは具体的にどんなボクサーを指すのかについて、僕の知識と経験・実例を踏まえてお話したいと思います。

※個人の見解であり、正解ではありません。
それを踏まえた上でお読みいただければ幸いです。

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『ハングリー精神』と『負けん気』を持ったボクサーは強い

まず僕が強いと思うのは、ハングリー精神や負けん気を持ったボクサーです。

ハングリー精神とは以下の状態を指します。

物事を強く求め、達成への強い意志を持ってことに当たる気持ちや心意気などを意味する表現。

https://www.weblio.jp/content/%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%BC%E7%B2%BE%E7%A5%9E

ボクシングは地味で辛い練習をひたすら反復するので、根をあげて辞めてしまう人もたくさんいます。

しかし、ハングリー精神を持っている人は「こんなところで終わるワケにいくか!」と歯をくいしばり耐え続けます。

また、負けることが大嫌いな人も強いです。

負けるのが好きな人はいませんが、世の中には何がなんでも勝たないと気が済まない人がいます。

こういうタイプは、どれだけ辛くても勝つことを求めるので土壇場で尋常でない力を発揮します。

『自分はこんなもんじゃない』という気持ち

これを裏付ける根拠というわけではありませんが、以前ボクシングで日本王者になったこともあるトレーナーから、こんな話を聞きました。

『ジムで練習している姿を見ていると、そのボクサーが普段ジム以外でもロードワークなどをちゃんとしてるかが分かる。やっている人は練習へ取り組む姿勢が違う。』

僕が「ロードワークとかちゃんとやって頑張れている人って、やっていない人と何が違うんでしょう?」と質問すると、トレーナーから返ってきたのは

『とにかくもっと強くなりたい、有名になりたい、売れたい…良い意味で現状に満足してなくて、自分はこんなもんじゃないって思っている人だね。』

という回答でした。

どれだけボクシングの才能があっても、こうした気持ちや想いがなければ成功することは難しい。

このトレーナーは、現役時代に数々の選手を見てきてそう感じたそうです。

『上手い』と『強い』は違う

もう1つ、僕自身が感じたことがあります。

それは、『上手いボクサー』が『強いボクサー』とは限らないということです。

練習の中でミットを持ち合ったりマススパーリングをしますが、「この人はあまり上手くないなぁ」と思っていたら、元B級のプロボクサーだったり。

逆に「めちゃくちゃ上手い!」と思っていたら、プロではなく単に趣味でやっている人だったり。

どんなに上手であっても、実際に強いかどうかは別問題なんだと実感する経験をたくさんしてきました。

この点からも、『強いボクサー』とは単にボクシングが上手いのではなく、それ以前のところに要因があることが分かります。

まとめ

この記事では、『強いボクサー』について以下の項目に当てはまる人だと結論付けました。

・ハングリー精神がある
・負けん気の強さがある

これがあれば、ボクシングの才能がなくてもボクサーとして成功できる可能性は高いかもしれません。

そう考えるとボクシングには夢がありますね。

僕自身こうした想いは強くありませんが、今よりさらに強くなり、目標であるプロライセンス取得を実現するためにもそうした人を見習わなければと思う次第です。

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