これから格闘技を始めようとしている人、もしくは格闘技に興味が湧いてきた人がジムに通おうと思った時に不安に感じることの1つに、「格闘技のジムって怖い場所なのかな…」というものがあります。
僕自身、格闘技を始める前はジムに対して「ヤンキーのお兄さん達がいて殺気立ってるんじゃないか…」とか「入れ墨の入ったオジサンにボコボコにされるのではないか…」というネガティブなイメージを抱いていました。
しかし、今ある格闘技ジムは決してそのような怖い場所ではありません。
事実、僕はこれまでに格闘技を10年以上やってきて計5箇所のジムを渡り歩いてきましたが、そんな場所は1つもありませんでした。
今回は格闘技ジムが怖いと思っている人が抱きがちな誤解を、1つずつ解いていきたいと思います。
怖いヤンキーに絡まれる
格闘技という性質のせいか、ヤンチャで喧嘩っ早いヤンキーがたくさんいて危害を加えられるかもしれないとイメージする人がいます。
確かにジムに入会してくる人の中にはヤンキー風の見た目の人や、元ヤンだったことを匂わせる見た目の人がいますが、少なくとも僕の見てきた限りでは、周囲に因縁を吹っ掛けたり暴れたりということはありませんでした。
むしろ、気さくで明るく、楽しく談笑さえしていました。
仮にヤバそうな人が来たとしても、ジムには屈強なインストラクターや現役選手がたくさんいるので、何かあればその人達がしっかり対処してくれます。
入れ墨やタトゥーの入った人に恫喝される
これも格闘技ジムに対して、一般の人達が抱きがちなイメージの1つです。
確かにジムによっては入れ墨やタトゥーが入っていても入会OKとしている場所はあって、そこにはそういった人達がいます。
しかし、大半は練習の際にはしっかりそれらを隠すように指示されますし、入れ墨やタトゥーがある場合は入会自体をお断りしているジムもあります。
また、そういう人達も決して偉ぶったり威圧的ではなく、礼儀正しく真面目に練習に参加しているので大丈夫です。
もし入れ墨やタトゥー自体に良い印象を持っていない場合は、それをお断りしているジムを探しましょう。
汚くて臭くて暗い
格闘技ジムは雰囲気が暗くて、全体的に汚く臭いというイメージが何となくあります。
しかし、僕が通っていたジムでは練習後にインストラクターとジム生全員で掃除したり、インストラクターがこまめに掃除をしていたのでホコリだらけで身体が痒くなる…みたいなことは皆無でした。
また、練習で使った用具もその後に必ずアルコール消毒して吹いて乾燥させていたので、ジムが臭いなんてこともありませんでした。
むしろ、みんなが良い環境で練習出来るようにジム側が整備しています。
だから雰囲気が暗くて怖くてやりづらいなんてことはないのです。
男だらけで体育会系で厳しい
格闘技は男性がやるものというイメージがかつてはありました。
だから、男だらけで体育会系で厳しくて怖いと思っている人もいます。
しかし最近はボクササイズをはじめとして、ダイエットに効果的であるということや、人気モデルや芸能人もやっているということで女性の人口も劇的に増えてきています。
僕が通っていたジムでは、場所にもよりますが女性は全体の3~5割ほどはいました。
学生・主婦・OLさん等問わず様々な人達が楽しく汗を流していて、明るくて活気があります。
それを見ているだけで、何だかこちらもやる気がより一層出ることもあります(笑)
気になる人は、入会前に男女比がどのくらいなのかジム側に質問してみるのもいいと思います。
まとめ
改めて申し上げますが、格闘技ジムに対するこれらの怖いイメージは全て誤解です。
どこのジムも少しでも多くの人に入会してほしいと思っているので、昔ながらの悪いイメージを払拭しようと頑張って取り組んでいます。
もしかしたら未だに一部のジムではそういう面を持ったままの場所もあるかもしれませんが、大半はそんなことなく誰もが安心して練習できるジム作りを心掛けています。
気になるジムがあれば、ぜひ1度見学に行ってみましょう。
1人で心細ければ友達や家族と一緒に行ってもいいと思います。
少しでも多くの人達が、楽しいジムライフを送れるようになることを願っています。
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